なぜ共働き家庭の6割は家事のメインが妻なのか?家事の細分化part1
俺結構家事やってるよー。ごみ捨てとかさ!と友人に自慢したら、それを聞いた妻が冷たく一言。
「ごみ捨て場に運んだくらいで偉そうにしないで!」
また怒られた……!
知らず知らずのうちに家事の負担が妻に偏ってはおらんか?確認してみよう!
家事分担は妻が主、夫が従になりがち
マクロミルの調査によるとフルタイムの共働き家庭の64%が妻がメインで家事を担っている(2018年 共働き夫婦の家事分担調査|市場調査メディア ホノテ)。また、内閣府の調査によると家事・家庭のマネジメントは多くを妻が担っている。特に「食材や日用品の在庫の把握」「食事の献立を考える」は8割、「ごみを分類し、まとめる」「家計管理・運営」は5割が「妻が担っている」と回答している(男女共同参画白書 令和2年版 | 内閣府男女共同参画局)。
なぜ日常的に発生する家事に偏りが出るのか
冒頭のごみ捨ての例で見てみよう。
ごみ捨てを分解すると
①家じゅうのゴミを集める
②分類する
③まとめる
④所定の日にごみ捨て場へ運ぶ
筆者の場合は④のみ行っていたために、「①~③をやってないのに偉そうにするな」と怒られたわけである。筆者の場合は極端な例なので読者はそんなことで怒られないかもしれないが、日用品の在庫管理はどうだろう?
トイレットペーパーはあるか?ティッシュはあるか?調味料はあるか?
日用品の在庫を常に把握し、買い足し、補充する作業は1つ1つは地味でも重なると案外手間である。「炊事」「掃除」などでひとくくりにしてしまいがちな家事の中には実はそういった手間が含まれている。
お互いが納得した上での分担なら良いが、実は妻は不満を抱えているかもしれないし、今これを読んでいるあなた自身が妻の家事負担に不満を抱えているかもしれない。家事分担でモヤモヤしたらぜひ、細分化してみよう。
トイレットペーパー買ったことない……
お互いの負担を可視化するために、一度、家事を分解してみるのじゃ。
ああ
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