【実例】パートナーの時間を作るために変えた意識
基本的に夫婦ともにフルタイム勤務であるが、妻の方が残業量が少なく飲み会などの付き合いも少ないため、気を抜くと平日の家事・育児の負担が偏りがちである。
そんなこと言っても仕事の量は簡単には減らせないし……
でも会社の飲み会じゃと定時に仕事終わらせておるじゃろ?
うっ……たしかに……
残業時間は女性より男性の方が約1.6倍長い
株式会社Donutsの調査によると、平均残業時間は男性が14時間、女性は8.36時間(参考:勤怠・労務管理システムの利用実績分析による有休取得・残業時間の実態調査 )。時短勤務などを利用して業務量を調整している割合が女性の方が多いからなどの理由はあるかもしれないが、まさかこんなに男女差があると思わなかった。妻と自分の残業時間の差は、職場の問題なのか仕事の能力の問題なのか、比較は難しいので根本的な原因はわからないが、確かに「飲み会」のために仕事を早く終わらせる日はあっても特別なイベント以外で「家族」のために仕事を早く終わらせようと意識したことはなかった。
テレワークやフレックスを活用して早く帰る日を意識的に作る
このことに気づいてから、週に1度はテレワークやフレックス制度を利用して早めに帰宅し、子供のお迎えや掃除などできる限りの家事を行うようになった。やってみると「家事育児」がスムーズに進み、妻との関係性が良くなった……というベタなメリットだけでなく、意識的に早く帰る日を作ることで、仕事にメリハリが付き、残業時間が少し減った。心のどこかで「別に急いで帰らなくてもいいや」と思っていたのかもしれないと気づいた。
妻にそう言ったら私は毎日早く帰ろうって意識してるわよって言われた……
メリハリだけじゃなくて、その意識も大切じゃな