妻と子供と時々オレ。

俺の優先度も上げてくれ!家事をしてはなぜか怒られ、子供を抱っこすれば泣かれる。そんな自分が家庭内での立ち振る舞いを考えるブログ。

希望しても3割の男性が利用できていない!?男女の育休について考えよう

共働きの妻が妊娠した。子育てと仕事の両立を考える上で、「自分が育休を取得する」ということを考えたことがあるだろうか。

 

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たくろう

 

俺が育休って言われてもなぁ……

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家庭円満の神

確かに周りを見渡しても男性で育休を取得している人は多くはないし、「男性の育休」と言われてもピンとこないからなんとなく妻が取得して済ませているかもしれない。そもそも育休って何か知ってるかの?

 

そもそも育休って何?育休取得中の給料は?

厚生労働省リーフレットによると「1歳に満たない子どもを養育する男女労働者が会社に申し出ることにより、子どもが1歳になるまでの間で希望する期間、育児のために休業できる仕組み」のことである。

 

雇用保険に加入していれば、原則賃金の67%が保証され、社会保険料の支払いも免除される。保証される賃金は勤め先からではなく雇用保険から支払われるため、「働いていないのに勤め先から給料をもらうのは申し訳ない」という心配はもちろんいらない。

▼詳しくはこちら▼

育児・介護休業法のあらまし|厚生労働省

 

育休の利用希望があるのに利用できていない男性は35.3%

おそらくあなたが周りを見ても、男性で育休を取得している人は多くはないだろう。それもそのはず。男性の育休取得率はわずか6%である。

給料はある程度保証されるのに取得率が低いということは「そもそも需要がないのではないか?」と思うかもしれないが、そうではない。育休の利用希望があったのに利用できていない男性は35.3%存在する。なぜ希望しているのに取得しないのか?その理由を見ると「雰囲気」や「人手不足」などが挙げられており、「職場に気を遣って遠慮した」ために取得しなかった様子が伺える。(参考:子育て応援コンソーシアム 第4回会合: 子ども・子育て本部 - 内閣府)なかなか男性の育休取得が進まない背景には、夫婦だけでは解決できない職場の問題もあるようだ。

 

育休を取得しづらいのは男性だけではない

では、「職場に気を遣う」という観点で見たときに、女性は育休を取得しやすいのだろうか?たしかに女性は育休女性の育休取得率は8割を超えており、男性より取得しやすい雰囲気であるのは間違いない。しかし、マタハラという言葉がある通り、妊娠出産に関して職場で嫌な思いをするのは男性ばかりではない。また、日本では第一子の出産を機に約6割の女性が仕事を辞めている(参考:マタハラの基礎知識 – マタハラNet)。多くの女性が働くこの時代、仕事と育児の両立で悩むのは男性だけではない。

 

大切なのは夫婦にとって何が最適か考えること

育休は「妻が取得するもの」「男の自分が育休を取るのは何か違うな」と決めつけてしまう前に、一度妻とよく話し合ってみて欲しい。

  • 自分と妻の職場の制度、雰囲気
  • 自分と妻のキャリア意識
  • 育児や老後を見据えた資金計画
  • 2人目3人目の予定

上記は一部例にすぎないが、様々な視点から検討した時に、自分たち夫婦にとっての最適解が見えてくるのではないだろうか。また、話し合いを通して「育休を取得した側の苦労」をお互いの共通認識として持てることで、育休取得期間や職場復帰後のお互いへの気遣いにも繋がるだろう。

 

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たくろう

 

もっとちゃんと話せばよかった……妻の本音、一回聞いてみようかな

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家庭円満の神

夫婦生活の先は長い。お互いを尊重し、サポートし合える夫婦でいるためにも、一度話し合ってみるのじゃ!