【要注意!】母子手帳は一生もの!【父子手帳もあるよ】
妻が出産し、ひと段落ついた頃の話をしよう。「深夜の授乳で疲れているだろうし、年末の大掃除は張り切っちゃうぞ」と気合いを入れて大掃除をしていたら、「なんで母子手帳捨てようとしてるのよ!!」と妻に本気でキレられた。
母子手帳って出産したら用済みじゃないの!?
母子手帳は子供の人生に関わる大切な記録じゃよ
「母子」手帳という名前なので、父である自分にはあまり関係が無いと思ってまともに開いたことが無い男性、実は結構いるのではないだろうか?
ということで、今回は母子手帳を捨ててしまったら何が困るのかを考えてみよう。
母子手帳とは?
自分が住んでいる市町村の役所で「妊娠届」を提出するともらえる母子手帳には、全国共通で「妊娠中の経過」の他に「乳幼児期の健康診査の記録」「予防接種記録」などの成長に関する内容が記載されている(参考:母子健康手帳について |厚生労働省)。乳幼児期の大切な成長過程を記録しているのだから、産後間もなく捨てようとした筆者の行動は論外であるが、子供が学齢期になったり、成人したら捨ててしまっても良いのだろうか?
母子手帳を捨ててしまうと子供が将来困る
母子手帳を捨ててしまったら何に困るのだろうか?「妊娠中~乳幼児期の記録が消えちゃって寂しい……」という感情的な話ではなく、子供が将来困る可能性がある。例えば、海外へ渡航する際や学校へ進学する際に予防接種の記録が必要になることがある。しかし、乳幼児期に受けた予防接種の記録は、子供本人はもちろんのこと、親ですら覚えていないだろう。それを細かく記録しているツールが母子手帳である。紛失してしまっていた場合、「抗体検査をするの?」「もう一度予防接種するの?」というややこしい話になる。大切に保管して、成人したら子供に渡してあげるのが望ましいだろう。
実は父子手帳も存在する
「母子手帳」という名前に疎外感を感じたので、「父子手帳はないのか?」と調べてみたところ、父子手帳も存在した。主な内容は「父親のための育児ハンドブック」。母子手帳とはやや役割が異なるものの、自治体が発行しているので一度読んでみて欲しい。
▼愛知県の父子手帳はこちらから
「子育てハンドブック お父さんダイスキ」について - 愛知県
「もっと率先して育児のこと勉強しなきゃ……
今時は母子手帳アプリもあるみたいじゃぞ!調べてみるのじゃ!