妻と子供と時々オレ。

俺の優先度も上げてくれ!家事をしてはなぜか怒られ、子供を抱っこすれば泣かれる。そんな自分が家庭内での立ち振る舞いを考えるブログ。

夫婦の価値観と役割分担!妻や夫である前に一人の人間である

性別役割分担意識という言葉がある。柄にもなく難しい言葉をあえて挙げてみたのは、「俺にもっと稼ぎがあったら専業主婦になりたいと思う?」と妻に問いかけた際に、「私はあなたの年収に関係なく働きたい。じゃあ私が年収1億円あったら専業主夫やりたい?」と返されて考えさせられたからである。

 

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たくろう

自分が専業主夫になるのは考えたことがなかった

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家庭円満の神

心のどこかに性別分担役割意識があるのかもしれんの

 

性別役割分担意識とは

一言で言うと、「男は外で働き、女は家を守る」という役割分担意識のことである。一家の大黒柱として夫が稼ぎ、妻は家事・育児に専念するという専業主婦の家庭自体はそんなに珍しいものではない。筆者も父がサラリーマン、母が専業主婦の家庭で育った。今の勤労世代の中には、筆者のような家庭環境で育った人も多いだろう。生まれ育った環境が、自分の中の常識になってしまうということは往々にしてある。その結果、無意識のうちに「妻はできれば家にいたいんじゃないか。俺に甲斐性がないんじゃないか」と思っていたのが筆者だ。しかし今、「男は外で働き、女は家を守る」という考えに反対する人の割合が賛成する人の割合を男女ともに上回り、世の中の価値観が変わりつつある。共働きか否かには金銭的な問題もあるので気持ちだけではどうにもならない部分もあるが、自分が専業主夫兼業主夫になるという選択肢もあるのだと改めて気づいた。

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(出典:男女共同参画白書(概要版) 平成29年版 | 内閣府男女共同参画局

主語を変えたらいいんじゃないかと思う

フルタイム正社員での共働き家庭、フルタイム正社員と専業主婦・専業主夫の家庭、フルタイム正社員とパートタイムで兼業主婦・兼業主夫の家庭、さまざまな家庭がある。場合によってはどちらか一方がフルタイムで働きながら好んで家事まで全部やってしまうなんて家庭もあるかもしれない。その家庭内での役割分担は「男はこうすべき」「女はこうすべき」という主語がデカすぎる話ではなく「自分はこうしたい」「パートナーはこうしたい」という個人がベースにあるべきだ。その上で収入や子供の成長過程などの家庭の事情に合わせて「働き方や家事・育児の分担をどうすべきか」を考えていくべきなのではないかと思う。国や会社の制度は簡単には変わらないし、思うように行かないこともあるけれど「自分たち夫婦はこうありたい」という共通認識を持つことが大事なのではないだろうか。

 

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たくろう

俺も働きたいな~。家事は……もっとがんばります……

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家庭円満の神

育った環境が違うのだから、価値観も違うかもしれぬぞ。まずは相手の話をよく聞くのも大事じゃな。

 

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